【8世代S10使用】うさうさフレンドタイム【最終191位(2016)】
【コンセプト】
今期の環境は対面、ギミック、サイクルのばらつきが激しかったため、それぞれにメタを張った上で相手のPTに合わせて選出、行動する構築を組みました。
こちらの構築を通すと言うよりも相手のPTやプレイングに依存して立ち回る構築のため、選出読みや再戦時の行動に気を配りました。
【個別紹介】
陽気 A252 S252 D4
・調整
AS→ぶっぱ
D→DL対策
ダイマエースや後半のスイーパーなど、抜群の汎用性で活躍してくれました。
アロキュウやダイマリザを強引に上からエッジで倒せるのも良かったです。(なお外し)
蜻蛉が欲しくなる場面が多々あったのですが、他に外せる技がなかったため断念。サザンガルドが多い環境なので重い場合は炎のパンチあたりと選択と思います。
選出率1位
マタドガス@こだわりメガネ
控えめ H212 B116 C156 S20
ワンダースチーム ヘドロウェーブ 火炎放射 10万ボルト
・調整
C→Hピクシーがヘドウェで99.6~116.8%
S→12振りロンゲ抜き
S1で使ってたドガスを再度採用。
眼鏡のおかげでオーロンゲを上からワンパンできたり、ピクシーに積む隙を与えずに突破できたりと非常に強かったです。
撃ち分けできない分瞑想や蝶舞の起点になりやすかったり、思ったよりも耐久がないので受け出ししづらいのが難点でしたが、ムドーピクシーロンゲなどの起点役や、パッチマリルリウーラオスなどの役割対象をしっかり処理してくれました。
選出率2位
ジュナイパー@弱点保険
意地っ張り A252 S252 B4
・調整
A→CSサザンドラにA2↑ダイジェットが99.4~117.3%
S→S1↑で110族抜き 準速レアコイルと同速
崩し枠その1。
水ウーラオスやホルードに対して有利だったり、中盤に急増したモロバレルやモジャンボなどの耐久草タイプを起点にできたりと、とにかく環境に刺さってる印象でした。
今期の受けループはパッチ受けにクレベースではなくサイドンを採用してるPTが多かったため、ハピに対して投げて剣舞することさえできれば勝てる試合が多かったです。(後出しムドーにダイマ切られてダイジェットされると負け)
弱保を持たせる以上耐久に少しは割きたかったのですが、AもSもカツカツだったため仕方なくぶっぱで運用しました。鬼火が全方位から飛んでくる環境なのでラムや身代わりを搭載しても強いかと思います。
選出率3位
マリルリ@オボンのみ
意地っ張り H236 A252 D4 S20
・調整
A→ぶっぱ
S→4振り50族抜き抜き
H→偶数
補完枠。抜群の安定感で無難に強かったです。
ダイウォールを使いたかったので汎用性の高い守るを採用。釣り出ししてきそうな相手に使ったり、ダイマターンを稼いだり、ガルドのキンシに合わせて使うなど良い働きをしてくれました。
選出率4位
控えめ H156 C252 S100
・調整
C→ぶっぱ
S→準速60族抜き
H→残り
ここの枠は長らく襷ナゲツケサルを入れていたのですが、あまりにもカウンターが読まれるのとPT単位でヒートロトムが激重だったために、終盤で急遽襷カウンターヌメルゴンに変更しました。
狙い通りカウンターは全く警戒されなかったため初手で重いポケモンを倒すことが出来た上に、中盤から流行り始めたヒトムバレルに対して強く出れたのが優秀でした。
攻撃技二枠は色々と試行錯誤した結果、雑に連発できる竜波と後出しされるフェアリーに刺さるヘドウェに落ち着きました。
選出率5位
スピンロトム@ヨロギのみ
臆病 H44 C204 D4 S252
・調整
S→最速
H→意地ウーラオスの暗黒強打確定耐え
D→DL対策
C→残り
崩し枠その2。
主にジュナイパーを選出しづらいサイクルパに対して選出していました。
持ち物は悩みに悩んだ末、重かったアイアントに安定するヨロギのみを採用。正直発動機会はあまりなかったのでドヒドやバレルに投げやすくなるラムで良かったと思います。(レンタルパはラムに変更しました)
前シーズン使っていた個体をそのまま流用したので、調整はもう少し改善できたかなと思います。特に今期は格段に速いポケモンもいなかったので、耐久にもっと回した方が悪巧みを積みやすくしたり、選出する機会を増やせたように感じます。
選出率6位
【重かったポケモン】
・ラッキー
ジュナイパーに電磁波入れられると終わる
・カビゴン(+アーマーガアの並び)
欠伸ループ抜けられん
・アイアント
体面前提でドガスかロトムでのダイマ切りを余儀なくされる
・バイバニラ
全員不利
後は立ち回り次第でどうにかなるはず
【総括】
現環境は自慢のびっくりポケモンが蔓延していたために中盤勝率が安定しない状態が続きましたが、環境の流行を把握していくうちに選出や立ち回りが安定し、ギリギリレート2000を達成することができました。
このように見返してみると改善点や反省点も多々あるので、ここから更にブラッシュアップして来期は最終二桁順位を目指したいと思います。
Twitter @kikka_poke