【剣盾S16シングル】ギラティナ インザミスト【最終121位/レート2015】
・構築経緯
ノーマルタイプの減少に伴いゴーストタイプの通りが良くなったので、以前から気になっていたギラティナを禁伝枠に決定。同時に相性補完が優秀なカプ・レヒレを採用。
ザシアン、黒バドレックス、ムゲンダイナ、イベルタルなど、弱点技を持つ禁止伝説が上位に蔓延っていたため耐久型は断念。オリジンフォルムは特性浮遊でミストフィールドの恩恵を受けられないので、アナザーフォルムに弱点保険を持たせて使うことにした。
伝説環境は氷の通りが良いと聞いていたので対面性能の高いマニューラを採用。
ここまででザシアンがゲロ重いことに気づいたため、ヨプヒードランを採用。
ギラティナではゼルネアスに打ち勝てないと気づいたのでチョッキドリュウズを採用。
カイオーガ+ナットレイの並びを倒せなかったので霊獣ボルトロスを採用し構築が完成した。
・個体紹介
ギラティナ(アナザー)@弱点保険
特性:プレッシャー
231(44)-167(252)-141(4)-×-151(84)-126(124)
調整先
A→A2↑ダブルウイングで無振りウーラオスに96~114.2%など
B→意地ウーラオスの暗黒強打を確定耐え
D→無補正黒バドレックスのアストラルビットを確定耐え
無補正珠ムゲンダイナのダイマックス砲を確定耐え
S→S1↑で最速エースバーン抜き
構築の要。ドラパルトと異なり多くの一致抜群技を耐えられるため、ダイマを切らずとも弱保を発動させられるのが強かった。
また、攻撃に努力値を全投与したこととダイホロウのBダウンにより、アナザーフォルム=火力がないと認識している相手を予想外の火力で攻めることが出来た。
今期はディアルガとレシラムが増えると予想して中盤まで地震を採用していたが、黒バドレックスが急増したため急遽かげうちを採用。(なお無振りのお馬さんでも25%の乱数)
弱保が発動すると早めに処理しようとしてくるので、道連れは使い勝手が良かった。
専用技のシャドーダイブは1ターン猶予を与えてしまうのが弱く感じたためポルターガイストを採用。オボン持ちやアッキ持ちに対して打点が無くなってしまったことで落とした試合が数戦あったのでどちらも一長一短。
カプ・レヒレ@食べ残し
特性:ミストメイカー
177(252)-×-180(228)-115-150-109(28)
ミストメイカーでドラゴン技の威力を下げることやギラティナとの相性補完に優れていること以外にも、ギラティナが苦手とする耐久ポケモンに強い点などギラティナの相棒枠としては最適解だったように思う。
マニューラ@気合のタスキ
特性:プレッシャー
145-189(252)-85-×-106(4)-177(252)
対面性能高い襷枠。
意地っ張りのメリットは皮込みのASミミをトリプルアクセルで中乱数で落とせたり、CSダイマサンダーをトリプルアクセル→礫で高乱数で処理できる点。(全弾当たること前提)
逆に準速で困ったのは襷エースバーンをカウンター→礫で処理できないことぐらいだった。
序盤はじごくづきの枠をけたぐりにして使用していたが、やはり黒バドが重かったので変更。結果PT全体でバンギラスが重くなったのが難点だった。
ヒードラン@ヨプの実
特性:貰い火
197(244)-×-126-200(252)-128(12)-97
自慢のザシアン対策。最初はオバヒを採用していたが、外しが怖かったのとインファで耐久が下がるので放射に甘えた。
剣舞されると半減実込みインファどころかワイルドボルトも受からないため、積極的に釣り出してドランザシアン対面を作るようにしていた。
挑発を入れたことによりムゲンダイナ入りの受けループをカプ・レヒレ、ヒードラン、ギラティナの選出で対応することができた。(受けル偽装にはボコボコにされた)
ドリュウズ@突撃チョッキ
特性:砂かき
197(92)-182(84)-81-×-116(244)-119(84)
調整先
A→ダイアースでH252ザシアンを確定
D→ダイマックス状態で控えめゼルネアスのC2↑ダイナックルを二耐え
残りS
ゼルネアスを見る枠。
剣舞もなければ弱保でもないため、テッカグヤやランドロスで止まりやすく、選出機会は多くなかった。
ボルトロス(霊獣)@ウイの実
特性:蓄電
185(244)-×-91(4)-188(44)-124(188)-127(44)
調整先
C→C2↑の気合玉でHDナットレイを確定
D→珠黒バドレックスのアストラルビットを確定耐え
臆病珠サンダーのダイジェット→ダイバーンが82.5~104.7%
残りS
オーガと組んでるナットを倒す枠。
黒バド対策に悩んでいた時期に珠アストラルビット耐え調整をして悪の波動で倒すプランを立てていたが、HP満タンの状態でランク±0の黒バドと対面するのが難しかったため断念。再育成が面倒だったのでそのままの調整でずっと使っていた。
結果的にサンダーに対して後出しが安定する耐久を確保できたので良かった。
・選出
VSザシアン
いかにヒードランザシアン対面を作って裏に負担をかけていけるかがポイント。
VSカイオーガ
大抵ナットやサンダーが入ってるのでボルトは選出したい。
カイオーガに勝てるのが実質ギラティナだけなので体力管理を慎重に立ち回っていく。
VS黒バドレックス
ギラティナ黒バド対面はかなり不毛で、ダイマを切られると飛ばされ、こちらがダイマを切ると身代わりや後ろに控えてるポリ2にダイマを枯らされかねないため安定択が存在しない。一応アイテムなしのアストラルビットは耐えるので対面したらかげうちを撃ってた。
VSムゲンダイナ
アタッカー臭かったらカプ・レヒレ、ギラティナ、ドリュウズなど
割となんとかなる。
VS日食ネクロズマ
ギラティナネクロズマ対面は勝てないことの方が多いため、レヒレで挑発を入れて雑に削ったりマニューラのカウンターで倒したい。
VSイベルタル
ぶっちゃけ一番重い。
初手ダイマで一匹持って行った後裏のヌオーラッキーなどで詰める構築が多いのでダイマ択をミスるとほぼ負ける。
・総括
個人的に見た目が好みだったギラティナと共に禁伝ルール念願の2000を達成できて良かったです。
同時に、禁伝トップメタのザシアンをヒードランに一任させてたいたことや、タイプ上有利なはずのネクロズマ構築に対しての勝率が著しく低かったこと、終盤ポリゴン2が急増しギラティナが選出しづらくなったことなど多くの反省点が残るシーズンでした。来月は今月ほど多く潜れないのでぼちぼち頑張ろうと思います。
ギラティナの強みはランキングに載っていない=バトルデータが無い故に型を読みにくい点だと感じたので、この型を叩き台として新たな型が開発されることを願ってます。
Special thanks
・ニコニコ生放送で配信してるカマキリさん
彼の放送で立ち回りを学びました。
@kikka_poke