【SV S8シングル】対面+クマママン【最終357位/レート2008】
構築経緯
チョッキイダイトウ♀の対面性能の高さに着目し、構築の軸に決定。
サイクル構築をずっと好んで使っていたためイダイトウの対面性能を活かしつつサイクルも回せるポケモンを探したところ、ママンボウの願い事バトンで対面アタッカーを再利用できることに気付き、物理受け兼クッション役として採用。
ママンボウが特殊アタッカーの起点になるのを避けるため、ハバタクカミやサーフゴーに対する引き先としてHD防弾ガチグマを採用。
上記3体を一旦基本選出とし、イダイトウが不利を取る相手を安定して倒せるポケモンを探した結果、最終的にパオジアンに対面有利な襷ヒスイウインディ、ミミッキュに強い剣舞デカヌチャン、ウーラオスを上から倒せるスカーフ霊獣ボルトロスで構築が完成した。
個別紹介
イダイトウ
控えめ 199(28)-100-100(116)-167(252)-108(100)-100(12)
特性:適応力 持ち物:突撃チョッキ
テラスタイプ:氷
調整先
D→特化眼鏡サーフゴーのシャドーボールが85.4~102.5%
S→12振りヒードラン抜き
初手での対面性能がかなり高く、カミやツツミを安定して狩ることのできる神ポケモン。
C種族値100とはいえ適応力シャドーボールでツツミを一発で倒せるほどの火力は出るので、火力不足に感じる場面は少なかったです。
耐久は特化ガチグマの根性地震耐えや控えめサーフゴーの眼鏡シャドボ確定耐えぐらいまで振るのもいいかと思います。個人的にはCを削りたくなかったのでこの調整でずっと使っていました。
テラスタルを切ると適応力の補正が消えて逆に弱くなるので、切らないと負けに直結するぐらいの場面以外では切らないことを推奨します。
ママンボウ
腕白 272(252)-95-145(252)-×-66(4)-85
特性:再生力 持ち物:ゴツゴツメット
テラスタイプ:フェアリー
じゃれつく バトンタッチ 願い事 くすぐる
本構築のMVP。
耐久値はヘイラッシャより一回りほど低い代わりに再生力と願い事バトンがかなり優秀で、消耗したアタッカーをほぼ全開まで回復して再度使用することができました。後攻バトンで有利対面を作りつつ再生力で自身も回復できる動きが強かったです。
また、くすぐるでカイリューの竜の舞を打ち消しながら願い事で詰める動きができるのも良かった点でした。
欠点としては剣の舞はくすぐるでのデバフが追いつかないことと、カイリューやランドロスの鉢巻飛行テラバーストを二耐えできないのが割と致命的でした。
序盤で廃れると思っていた剣舞パンチグローブウーラオスが終盤逆に増えたので、ラオスに対しては雑にママンボウを投げる動きをしないように心掛けていました。
ガチグマ
意地っ張り 237(252)-176-125-×-132(252)-71(4)
特性:防弾 持ち物:食べ残し
テラスタイプ:鋼
地震 冷凍パンチ 剣の舞 欠伸
主にママンボウに対して出てきたカミやサーフゴーを後投げから処理する枠。
鋼テラスを活用すると特性防弾によって上記の2匹はほぼ打点が無くなるため、安定して倒すことができました。
ウインディのステロと併せて欠伸ループに持ち込んだり、隙を見計らって剣舞を積んだりと、数値の高さのおかげで臨機応変に動けるのが強かったです。
性格を慎重にすると眼鏡サーフゴーに対する安定感が増し、意地っ張りにすると無振のカミやサーフゴーをワンパンできる数値になるので、どちらでも良いと思います。
デカヌチャン
陽気 170(76)-116(164)-102(36)-×-126(4)-157(228)
特性:型破り 持ち物:オボンの実
テラスタイプ:飛行
デカハンマー じゃれつく 叩き落とす 剣の舞
調整先
B→陽気珠ミミッキュのA2↑シャドークロー確定耐え
D→臆病ツツミのハイドロポンプをオボン込みで二耐え
S→最速コノヨザル抜き
ミミッキュを後投げから対処してもらう枠。
飛行テラスのお陰で剣舞を積めるタイミングが多く、そのまま3タテしてくれる試合もありました。(カイリューを始めとする水テラスの流行は少し向かい風でした)
デカハンマー以外の火力は悲しいほど出ないので、Sを準速ラオス抜きほどに留めてAに回すのもありかなと思います。
ツツミに身代わりを残させないために元々身代わりだった枠をじゃれつくに変更。ガッサの胞子をすかしたり、飛行テラスを切って身代わりを残したまま対処という動きができなくなった分、じゃれつくの採用によって見れるポケモンも増えたので一長一短でした。
ウインディ(ヒスイ)
意地っ張り 171(4)-183(252)-100-×-100-142(252)
特性:石頭 持ち物:気合いの襷
テラスタイプ:草
パオジアンに対面で勝てるポケモンとして採用。
単純に技威力が高いので裏で受けづらく、意外とそのまま突っ張ってくる相手が多かったです。神速を読んで引いてくるタイミングでステロを撒けるのも優秀でした。
テラスタイプは要考察で、ガッサと水ロトムがが重すぎたので草にしていましたが、耐久はあってないようなものなので一致テラスタルでも普通に強いと思います。
ボルトロス(霊獣)
控えめ 179(196)-×-90-190(60)-100-153(252)
特性:蓄電 持ち物:拘りスカーフ
テラスタイプ:飛行
調整先
B→特化ガブリアスの逆鱗確定耐え
D→臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォース確定耐え
S→準速スカーフイーユイ抜き
剣舞ウーラオスがどうしようもないことに気付いたため、牽制しつつ上から処理できる枠として採用。飛行テラバーストが想像以上に通りが良く強かったです。
耐久の調整先はあくまで目安で、最低でもこれぐらいの耐久は欲しいというラインまで振りました。
サイコキネシスはテラスタルを切らずにオオニューラを上から倒せたり、重かったテツノカイナに撃ったりと、使い勝手はなかなか良かったです。
基本選出
アタッカーの中から一体(主にイダイトウ)+ママンボウ+ガチグマ
(展開構築や受け構築、この選出で無理なポケモンが生じる場合には対面2+受け1や対面3で選出)
立ち回り
初手のアタッカーで数的有利を取った後、残りを後ろのママンボウとガチグマで対応する。
出来るだけテラスタルをママンボウとガチグマに残すことを意識。状況によって願い事でアタッカーを再利用する。
重かったポケモン
ディンルー
水テラスだとお手上げ。一応挑発と吹き飛ばしがなければママンボウのくすぐると願い事でBを下げた後に後続のアタッカーに繋げることは出来ました。
キョジオーン
こちらも水テラスだとお手上げ。イダイトウ+霊獣ボルトロスの選出でようやく対応できるレベルでした。
鉢巻や剣舞など全ての型を考慮すると一貫した動きを取ることができず、読み間違えてそのままイージーwinされるという流れが多かったです。
ウーラオス
剣舞持ちの増加がほんとうに辛かったです。必ずセットでパンチグローブを持っているのでゴツメで誤魔化すこともできず、二舞されないことを祈りながら強引に後攻バトンでイダイトウやボルトロスに繋ぐことでしか対処できませんでした。
総括
サイクル戦が好きな自分にとってテラスタル環境はあまり好ましくなかったのですが、今期はサイクルも回せつつ環境に順応した構築が組めたかなと思っています。
挑発持ちや起点回避技がガチグマの欠伸しかなかったため展開構築への勝率があまり良くなかったのと、ヘイラッシャの減少に伴い剣舞持ちのアタッカーが増えたことに対する回答が乏しかったのが反省点でした。
今後はサイクルという軸は保ったままで、最終2桁を目標に頑張りたいと思います。
【剣盾S23シングル】ギラドランサイクル【最終60位/レート2043】
・構築経緯
ダイマ有りの伝説環境で手応えのあったギラティナを再度使用。ダイマなし環境だとアナザーフォルムは火力不足だと感じたため、オリジンフォルムの高火力技で裏に負担をかけていくサイクルをコンセプトに組み始めた。
ギラティナとの相性補完に優れ、対ザシアンに絶対的な信頼を持つヨプヒードラン。イベルタルに安定して後投げでき、レヒレにも強いチョッキコケコ。黒バドに強いHDオーロンゲ。襷ガブを上から倒せるマニューラ。ゼルネアスに強いソクノドククラゲで構築が完成した。
・個体紹介
ギラティナ(オリジン)@白金玉
特性:浮遊
227(12)-×-121(4)-187(236)-123(20)-140(236)
調整先
C→C1↑流星群で無振イベルタル確定、2↑でHポリゴン2確定
S→最速ウオノラゴン抜き
D→DL調整
最初は物理型で使用していたが、並の物理受けで簡単に受けられてしまうため、意表を突く特殊型に変更した。瞑想の起点にできるトリトドン、ヒードランなどが環境に増えた影響もあり、使い勝手はかなり良かった。
アナザーフォルムよりも優れている点は特性と火力。ランドに安定して後投げできたり、想定外の火力で相手のサイクルを強引に崩せるのが強み。耐久無振りだと不一致イカサマがA0個体で中乱数3発だったため申し訳程度に耐久に割いたが、普通にCSぶっぱでいいと思う。
選出率1位
ヒードラン@ヨプの実
特性:炎の体
H197(244)-×—173(252)-150-126-99(12)
ザシアンに無限に後投げするポケモン。HB特化のため、+3インファもヨプ込みで耐えることができる。交代際にインファを撃たれても3割火傷でワンチャン残せるのが強い。
選出率3位
マニューラ@気合の襷
特性:プレッシャー
145-189(252)-85-×-106(4)-177(252)
主にガブリアスを上からしばく担当。トリプルアクセルは全弾当たれば強い。
序盤カウンターを入れて使用していたが、あまりにも読まれるため毒突きに変更した。マニューラをレヒレ一体で見ようとしてきたサイクル構築に対してはかなり刺さった。
選出率4位
カプ・コケコ@突撃チョッキ
特性:エレキメイカー
173(220)-144(68)-106(4)-103-118(180)-170(36)
調整先
HD→臆病カイオーガの潮吹き確定耐え
A→ワイボで無振りカイオーガ最低乱数以外1発
S→最速ガブリアス抜き
ギラティナが苦手とする特殊悪(イベルタルやガラルファイヤー)にめっぽう強い。有利対面で自然の怒りを撃ってるだけでサイクル戦を有利に戦えた。
C下降補正のためマジシャの威力はかなりしょっぱいが、悪ラオスを一発で仕留めたり、ガブを半分削る程の最低限の火力はあるので問題なかった。
選出率2位
ドククラゲ@ソクノの実
特性:クリアボディ
177(172)-×-85-111(84)-140-167(252)
調整先
HD→控えめゼルネアスのムンフォ+C2↑10万ソクノ込みで確定耐え
C→無振ゼルネアスをヘドウェで確2
ゼルネアスに強く、控えのザシアン対策にもそこそこ強いポケモンを探していたら謎のくらげに行き着いた。
ゼルネアス入り以外の構築に出すことは基本なかったが、出した試合では安定した活躍を見せてくれた。
選出率6位
オーロンゲ@食べ残し
特性:悪戯心
201(244)-140-85-×-139(252)-82(12)
黒バド対策。
電磁波で強引にギラティナの起点を作ったり、ポリゴン2をごり押しできるのが強かった。
選出率5位
・基本選出
VSザシアン
大体ザシアン先発なのでギラティナから出して後投げドランで火傷チャレを狙う。
相手の控えによくいるウオノラゴンとヒードランが対面すると苦しいので、できるだけギラティナノラゴン対面を作るよう意識する。
VSムゲンダイナ
正直ムゲンダイナは重いので、アタッカーじゃないと断定するならギラティナの流星群で落としに行くのも有り。
VS黒バドレックス
オーロンゲ、ギラティナ@1
オーロンゲが後投げできると言っても有限なので、ギラティナの技を一貫させて倒したい。
VSカイオーガ
カプ・コケコ、ギラティナ@1
コケコのワイボで倒せるのが理想。
無理そうなら自然の怒りで裏に負担をかけつつ、ギラティナで削っていく。
VS日食ネクロ
有利そうに見えて実はきつい。
オーロンゲで麻痺させられたらかなり楽。
VSジガルデ
レヒレと組んでることが多いので、交代読みでマニューラが毒突きを撃てば簡単に崩せる。
Sライン的にギラティナが上を取ってることも多いので流星ぶっぱなすのもあり。
VSホウオウ
カプ・コケコ、ギラティナ@1
自然の怒りで裏に負担をかけつつギラティナで攻めていきたい。
VSゼルネアス
ゼルネにドククラゲを合わせ、ヘドウェで削りつつ積まれたら黒い霧でリセットする。
・重かったポケモン
ギラティナとヒードランでつららか地震の択を読み当てないと勝てない。
マニュで牽制してるとは言え、剣舞やスケイルショットを積まれるときつい。
基本的にマニュが対面でけたぐりを撃つしかない。一応準速ならギラティナが抜いているので襷を削った後に上から仕留めることもできなくはない。
エースバーン
大概襷のため、ギラティナが身代わりで不意打ちを透かしても再度択が発生する。
バンギラス・小さくなるラッキー入り受けループ
ギラティナで崩すのが難しいため、ヒードランとマニューラで崩せることを祈る。
アタッカームゲンダイナ
ヒードランがHBのため受けきれなかった。ロンゲで電磁波撒くかマニューラで強引に突破していた。
白バドレックス
トリルされるとお手上げなのでほぼ切ってた。
・総括
多くの上位伝説に対して対面で勝てない型のギラティナでしたが、他の伝説にはない固有の強さがあると感じました。ギラティナを守るかのように脇を固める布陣も良かったです。
ダイマ有り環境での運用は難しい構築だと思うので、再度ダイマなし伝説環境ルールで戦う際などに参考にして頂ければ幸いです。
個人的には念願の最終二桁に乗れたことが本当に嬉しいです。これからも更なる高みを目指して精進していきます。
Special Thanks
@kikka_poke
【剣盾S16シングル】ギラティナ インザミスト【最終121位/レート2015】
・構築経緯
ノーマルタイプの減少に伴いゴーストタイプの通りが良くなったので、以前から気になっていたギラティナを禁伝枠に決定。同時に相性補完が優秀なカプ・レヒレを採用。
ザシアン、黒バドレックス、ムゲンダイナ、イベルタルなど、弱点技を持つ禁止伝説が上位に蔓延っていたため耐久型は断念。オリジンフォルムは特性浮遊でミストフィールドの恩恵を受けられないので、アナザーフォルムに弱点保険を持たせて使うことにした。
伝説環境は氷の通りが良いと聞いていたので対面性能の高いマニューラを採用。
ここまででザシアンがゲロ重いことに気づいたため、ヨプヒードランを採用。
ギラティナではゼルネアスに打ち勝てないと気づいたのでチョッキドリュウズを採用。
カイオーガ+ナットレイの並びを倒せなかったので霊獣ボルトロスを採用し構築が完成した。
・個体紹介
ギラティナ(アナザー)@弱点保険
特性:プレッシャー
231(44)-167(252)-141(4)-×-151(84)-126(124)
調整先
A→A2↑ダブルウイングで無振りウーラオスに96~114.2%など
B→意地ウーラオスの暗黒強打を確定耐え
D→無補正黒バドレックスのアストラルビットを確定耐え
無補正珠ムゲンダイナのダイマックス砲を確定耐え
S→S1↑で最速エースバーン抜き
構築の要。ドラパルトと異なり多くの一致抜群技を耐えられるため、ダイマを切らずとも弱保を発動させられるのが強かった。
また、攻撃に努力値を全投与したこととダイホロウのBダウンにより、アナザーフォルム=火力がないと認識している相手を予想外の火力で攻めることが出来た。
今期はディアルガとレシラムが増えると予想して中盤まで地震を採用していたが、黒バドレックスが急増したため急遽かげうちを採用。(なお無振りのお馬さんでも25%の乱数)
弱保が発動すると早めに処理しようとしてくるので、道連れは使い勝手が良かった。
専用技のシャドーダイブは1ターン猶予を与えてしまうのが弱く感じたためポルターガイストを採用。オボン持ちやアッキ持ちに対して打点が無くなってしまったことで落とした試合が数戦あったのでどちらも一長一短。
カプ・レヒレ@食べ残し
特性:ミストメイカー
177(252)-×-180(228)-115-150-109(28)
ミストメイカーでドラゴン技の威力を下げることやギラティナとの相性補完に優れていること以外にも、ギラティナが苦手とする耐久ポケモンに強い点などギラティナの相棒枠としては最適解だったように思う。
マニューラ@気合のタスキ
特性:プレッシャー
145-189(252)-85-×-106(4)-177(252)
対面性能高い襷枠。
意地っ張りのメリットは皮込みのASミミをトリプルアクセルで中乱数で落とせたり、CSダイマサンダーをトリプルアクセル→礫で高乱数で処理できる点。(全弾当たること前提)
逆に準速で困ったのは襷エースバーンをカウンター→礫で処理できないことぐらいだった。
序盤はじごくづきの枠をけたぐりにして使用していたが、やはり黒バドが重かったので変更。結果PT全体でバンギラスが重くなったのが難点だった。
ヒードラン@ヨプの実
特性:貰い火
197(244)-×-126-200(252)-128(12)-97
自慢のザシアン対策。最初はオバヒを採用していたが、外しが怖かったのとインファで耐久が下がるので放射に甘えた。
剣舞されると半減実込みインファどころかワイルドボルトも受からないため、積極的に釣り出してドランザシアン対面を作るようにしていた。
挑発を入れたことによりムゲンダイナ入りの受けループをカプ・レヒレ、ヒードラン、ギラティナの選出で対応することができた。(受けル偽装にはボコボコにされた)
ドリュウズ@突撃チョッキ
特性:砂かき
197(92)-182(84)-81-×-116(244)-119(84)
調整先
A→ダイアースでH252ザシアンを確定
D→ダイマックス状態で控えめゼルネアスのC2↑ダイナックルを二耐え
残りS
ゼルネアスを見る枠。
剣舞もなければ弱保でもないため、テッカグヤやランドロスで止まりやすく、選出機会は多くなかった。
ボルトロス(霊獣)@ウイの実
特性:蓄電
185(244)-×-91(4)-188(44)-124(188)-127(44)
調整先
C→C2↑の気合玉でHDナットレイを確定
D→珠黒バドレックスのアストラルビットを確定耐え
臆病珠サンダーのダイジェット→ダイバーンが82.5~104.7%
残りS
オーガと組んでるナットを倒す枠。
黒バド対策に悩んでいた時期に珠アストラルビット耐え調整をして悪の波動で倒すプランを立てていたが、HP満タンの状態でランク±0の黒バドと対面するのが難しかったため断念。再育成が面倒だったのでそのままの調整でずっと使っていた。
結果的にサンダーに対して後出しが安定する耐久を確保できたので良かった。
・選出
VSザシアン
いかにヒードランザシアン対面を作って裏に負担をかけていけるかがポイント。
VSカイオーガ
大抵ナットやサンダーが入ってるのでボルトは選出したい。
カイオーガに勝てるのが実質ギラティナだけなので体力管理を慎重に立ち回っていく。
VS黒バドレックス
ギラティナ黒バド対面はかなり不毛で、ダイマを切られると飛ばされ、こちらがダイマを切ると身代わりや後ろに控えてるポリ2にダイマを枯らされかねないため安定択が存在しない。一応アイテムなしのアストラルビットは耐えるので対面したらかげうちを撃ってた。
VSムゲンダイナ
アタッカー臭かったらカプ・レヒレ、ギラティナ、ドリュウズなど
割となんとかなる。
VS日食ネクロズマ
ギラティナネクロズマ対面は勝てないことの方が多いため、レヒレで挑発を入れて雑に削ったりマニューラのカウンターで倒したい。
VSイベルタル
ぶっちゃけ一番重い。
初手ダイマで一匹持って行った後裏のヌオーラッキーなどで詰める構築が多いのでダイマ択をミスるとほぼ負ける。
・総括
個人的に見た目が好みだったギラティナと共に禁伝ルール念願の2000を達成できて良かったです。
同時に、禁伝トップメタのザシアンをヒードランに一任させてたいたことや、タイプ上有利なはずのネクロズマ構築に対しての勝率が著しく低かったこと、終盤ポリゴン2が急増しギラティナが選出しづらくなったことなど多くの反省点が残るシーズンでした。来月は今月ほど多く潜れないのでぼちぼち頑張ろうと思います。
ギラティナの強みはランキングに載っていない=バトルデータが無い故に型を読みにくい点だと感じたので、この型を叩き台として新たな型が開発されることを願ってます。
Special thanks
・ニコニコ生放送で配信してるカマキリさん
彼の放送で立ち回りを学びました。
@kikka_poke
【8世代S10使用】うさうさフレンドタイム【最終191位(2016)】
【コンセプト】
今期の環境は対面、ギミック、サイクルのばらつきが激しかったため、それぞれにメタを張った上で相手のPTに合わせて選出、行動する構築を組みました。
こちらの構築を通すと言うよりも相手のPTやプレイングに依存して立ち回る構築のため、選出読みや再戦時の行動に気を配りました。
【個別紹介】
陽気 A252 S252 D4
・調整
AS→ぶっぱ
D→DL対策
ダイマエースや後半のスイーパーなど、抜群の汎用性で活躍してくれました。
アロキュウやダイマリザを強引に上からエッジで倒せるのも良かったです。(なお外し)
蜻蛉が欲しくなる場面が多々あったのですが、他に外せる技がなかったため断念。サザンガルドが多い環境なので重い場合は炎のパンチあたりと選択と思います。
選出率1位
マタドガス@こだわりメガネ
控えめ H212 B116 C156 S20
ワンダースチーム ヘドロウェーブ 火炎放射 10万ボルト
・調整
C→Hピクシーがヘドウェで99.6~116.8%
S→12振りロンゲ抜き
S1で使ってたドガスを再度採用。
眼鏡のおかげでオーロンゲを上からワンパンできたり、ピクシーに積む隙を与えずに突破できたりと非常に強かったです。
撃ち分けできない分瞑想や蝶舞の起点になりやすかったり、思ったよりも耐久がないので受け出ししづらいのが難点でしたが、ムドーピクシーロンゲなどの起点役や、パッチマリルリウーラオスなどの役割対象をしっかり処理してくれました。
選出率2位
ジュナイパー@弱点保険
意地っ張り A252 S252 B4
・調整
A→CSサザンドラにA2↑ダイジェットが99.4~117.3%
S→S1↑で110族抜き 準速レアコイルと同速
崩し枠その1。
水ウーラオスやホルードに対して有利だったり、中盤に急増したモロバレルやモジャンボなどの耐久草タイプを起点にできたりと、とにかく環境に刺さってる印象でした。
今期の受けループはパッチ受けにクレベースではなくサイドンを採用してるPTが多かったため、ハピに対して投げて剣舞することさえできれば勝てる試合が多かったです。(後出しムドーにダイマ切られてダイジェットされると負け)
弱保を持たせる以上耐久に少しは割きたかったのですが、AもSもカツカツだったため仕方なくぶっぱで運用しました。鬼火が全方位から飛んでくる環境なのでラムや身代わりを搭載しても強いかと思います。
選出率3位
マリルリ@オボンのみ
意地っ張り H236 A252 D4 S20
・調整
A→ぶっぱ
S→4振り50族抜き抜き
H→偶数
補完枠。抜群の安定感で無難に強かったです。
ダイウォールを使いたかったので汎用性の高い守るを採用。釣り出ししてきそうな相手に使ったり、ダイマターンを稼いだり、ガルドのキンシに合わせて使うなど良い働きをしてくれました。
選出率4位
控えめ H156 C252 S100
・調整
C→ぶっぱ
S→準速60族抜き
H→残り
ここの枠は長らく襷ナゲツケサルを入れていたのですが、あまりにもカウンターが読まれるのとPT単位でヒートロトムが激重だったために、終盤で急遽襷カウンターヌメルゴンに変更しました。
狙い通りカウンターは全く警戒されなかったため初手で重いポケモンを倒すことが出来た上に、中盤から流行り始めたヒトムバレルに対して強く出れたのが優秀でした。
攻撃技二枠は色々と試行錯誤した結果、雑に連発できる竜波と後出しされるフェアリーに刺さるヘドウェに落ち着きました。
選出率5位
スピンロトム@ヨロギのみ
臆病 H44 C204 D4 S252
・調整
S→最速
H→意地ウーラオスの暗黒強打確定耐え
D→DL対策
C→残り
崩し枠その2。
主にジュナイパーを選出しづらいサイクルパに対して選出していました。
持ち物は悩みに悩んだ末、重かったアイアントに安定するヨロギのみを採用。正直発動機会はあまりなかったのでドヒドやバレルに投げやすくなるラムで良かったと思います。(レンタルパはラムに変更しました)
前シーズン使っていた個体をそのまま流用したので、調整はもう少し改善できたかなと思います。特に今期は格段に速いポケモンもいなかったので、耐久にもっと回した方が悪巧みを積みやすくしたり、選出する機会を増やせたように感じます。
選出率6位
【重かったポケモン】
・ラッキー
ジュナイパーに電磁波入れられると終わる
・カビゴン(+アーマーガアの並び)
欠伸ループ抜けられん
・アイアント
体面前提でドガスかロトムでのダイマ切りを余儀なくされる
・バイバニラ
全員不利
後は立ち回り次第でどうにかなるはず
【総括】
現環境は自慢のびっくりポケモンが蔓延していたために中盤勝率が安定しない状態が続きましたが、環境の流行を把握していくうちに選出や立ち回りが安定し、ギリギリレート2000を達成することができました。
このように見返してみると改善点や反省点も多々あるので、ここから更にブラッシュアップして来期は最終二桁順位を目指したいと思います。
Twitter @kikka_poke
【8世代S2使用】ハガネランタサイクル【最終115位】
・パーティのコンセプト
とにかくハガネールを活躍させたいという想いで組み始めました。
ハガネールとランターンでサイクルを回しつつ抜きアタッカーのウォーグルとキュウコンを通したりして運用します。補完枠として汎用性の高い襷オーロンゲと崩し枠の珠ランクルスを入れました。
・個別紹介
ハガネール@フィラの実 頑丈
呑気 H252 A4 B252 S最遅
ジャイロボール ボディプレス
ステルスロック 鉄壁
調整
B ダイマ陽気ドリュウズのダイアース+B2↑状態でのダイアース確定耐え
このPTの軸。役割対象は物理アタッカー全般。
B種族値200から繰り出されるボディプレスの威力は驚異的で、一回鉄壁を積んでしまえば並みの耐久のポケモンを軒並み吹き飛ばせます。(素のボディプレスでも無振りサザンが43.7%の中乱数)流行りのカビゴンやブラッキーに対してもわりかし強かったです。(B2↑ボディプレスでHBブラッキーが62.5%の中乱数)
防御面も凄まじく、ダイマドリュに対してダイアース→鉄壁→ダイアース→耐えてからのボディプレスでダイマを切らずして倒すことが可能です。襷だったとしてもきのみが発動するのでもう一発耐えてボディプレスで倒すことができます。珠ドリュでもダイアースが73~85.7%なので木の実圏内にさえ入れば鉄壁ボディプレスで落とせます。
ただ特殊方面は非常に柔く、鉄壁を積む瞬間に特殊アタッカーに交代されるとまじできついです。
もう一つの難点として、ダイマックスとの相性が悪く、耐久を上げつつボディプレスを撃ちたい場面に困りました。Aに全然振ってないのでダイスチルの威力も乏しく、ダイマミミッキュすら落とせません。やはりダイマを切らずに役割対象を流せるという点がハガネールの長所だと思います。
ガルドに有効打がないためにガルド入りのPTに対し選出を躊躇ってしまうことが多かったので、ステロと地震は選択で良いと思います。
ランターン@突撃チョッキ 蓄電
控えめ H4 B68 C252 D164 S20
熱湯 10万ボルト
調整
B ギャラドスのA1↑ダイソウゲン確定耐え
C ダイサンダーでH4ダイマギャラドス超高乱1(99.4~119.2)
S 4振りアーマーガア抜き抜き
ハガネールの相棒枠。主な役割対象はミトム、ヒートム、キッス、サザン、リザ。
調整から分かるとおりかなりギャラに睨みをきかせていたのですが、後半で珠ギャラが大流行してしまったため役割を持つのが厳しくなりました。
ただ特殊の役割対象に関しては後出しから安定に流すことができるのでその点は良かったです。欲を言うならサザンをシャインで確1にできる火力が欲しい。C76はいくらなんでも低すぎる。
ウォーグル@ラムの実 負けん気
陽気 B4 A252 S252
シャドークロー ビルドアップ
地面とゴーストの一環切りのために採用したのですが、予想以上の活躍を見せてくれました。
主にガルドやカバを起点にして全抜きを狙います。ガルドはラスカ持ちだと少々厳しいんですが、負けん気のおかげでキンシに怯える必要がない点は強かったです。ダイアークやダイドラグーンを受けると火力が上がるためサザンに対しても強く、サザンガルドの多い今の環境に刺さりました。
カバに投げて堂々と積んでしまうとラムとバレて吠えるで流されることが多いので、ヨクバリスせずに1積みでさっさとダイマするのがおすすめです。
キュウコン@広角レンズ 日照り
臆病 H4 C252 S252
大文字 ソーラービーム
鬼火 悪巧み
ガルドとアーマーガアを倒せる枠がもう一匹欲しかったので投入。
砂かきドリュやすいすいゲロゲに死に出しで切り返せるのが強かったです。
裏からカビゴンやバンギラス、パッチラゴンなどが出てくることが多かったため鬼火はかなり刺さり、ウォーグルの起点作りなどにも役立ちました。
85%を信用していなかったので持ち物は広角レンズを持たせました。(にも関わらず鬼火を2連で外した時はまじで泣きました…)木炭や珠を持たせるとH4ミミッキュが大文字で皮ダメ込み確1になるので、15%を引かない自信がある方はそちらもおすすめです。
オーロンゲ@気合の襷 悪い手癖
意地っ張り H4 B12 A236 D4 S252
ソウルクラッシュ 馬鹿力
パワーウィップ 不意打ち
調整
B エースバーンの火炎ボール+不意打ち確定耐え
汎用性の高い襷枠。主な役割対象は襷ドリュウズ、ヒヒダルマ、ドラパルトなど。
初手に襷ドリュがめちゃくちゃ出てくる構築なので、アイアンヘッドを受けて襷発動からの悪い手癖で相手の襷を奪い、馬鹿力で確実に倒すことができます。序盤は馬鹿力の代わりにイカサマからの不意打ちで落としてたんですが、不意打ちを撃つ際にステロや交換など変な択が生まれるのが嫌だったので馬鹿力採用に至りました。
初手ロンゲはサポートのイメージが強いためか大抵居座ってアイへや、ダルマであれば氷柱落としをぶっぱしてくれます。ただアイへや氷柱落としには3割怯みという闇が潜んでいるため、対面した際はひたすらお祈りするしかないです。
パワーウィップはカバやゲロゲの打点として入れましたが、撃つ機会がかなり多く使いやすかったです。
図太い H252 B204 C28 D4 S20
サイコキネシス 気合玉
雷 自己再生
調整
S 4振りカビゴン抜き抜き
迷走枠。ドヒドイデ入りのサイクル対策として入れました。
ランターンでギャラを見れないことが判明したのでかみなりを採用。代わりに瞑想を削ったので肝心の受け崩しが難しくなり、若干本末転倒気味でした。対受けルの勝率が著しく悪かったので、次は受け崩し枠を怠らないようにしたいと思います。
・感想
最終115位というなかなかの好成績で終わることができましたが、運の上振れもかなりあったと思います。(その分ロンゲも怯んだけど)
ドラパルトに結構悩まされた構築だったのでハガネールランターンブラッキーみたいなサイクルも強いだろうなーと思いました。それと受けルの対策はまじで怠らない方がいいです。S3もTOD継続らしいのでそのへんはくれぐれも気をつけたいと思います。
総括としてはハガネールの可能性を見出せた非常に有意義なシーズンでした。S3はハガネールが使用率TOP30に入ることを願ってます。(たぶん無理)
Twitter @kikka_poke
【8世代S1使用】脳筋対面構築【最終495位/最終日最高115位】
・パーティコンセプト
対面性能の高いポケモンで固め、どのポケモンでもダイマックスできるような構成にすると同時にダイマックスを切らなくても腐らないような構成にしました。
ギルガルド@襷
意地っ張り AS252
シャドークロー 聖なる剣
影うち 剣の舞
雑に初手に投げたり相手の受け回しを崩せたりと汎用性が高く使いやすかったです。
準速ガルドが意外と少なかったのでミラーは大体勝てました(キンシ持ち以外)。
ゴリランダー@拘り鉢巻
意地っ張り H220 A252 S36
ウッドハンマー ドラムアタック
馬鹿力 はたき落とす
調整
HBカバをウドハンで高乱数1
Hニンフィア確1
巨大Hバンギを馬鹿力で確1
S1段階ダウンでサザンまで抜き
今回のMVP。力技で強引に1匹持っていけるのが強かったです。
ラプラス@弱点保険
控えめ H236 C252 S20
10万ボルト 氷の礫
火力が足りないのでカットムやヒトムに打ち勝てるように弱保にしました。
ダイマックスするとフリドラがギャラに通らないので10万採用。撃つ機会は結構多かったです。
意地っ張り H220 A252 S36
地震 ロックブラスト
アイアンヘッド 炎のパンチ
調整
4振りクワガノン抜き
弱保→ラム→チョッキに変更。
チョッキにしたことによりキッスに対して強く出れたのが良かったです。
全体的に鈍足な中でミミに対して強いのも助かりました。
マタドガス@拘りメガネ
控えめ H212 B116 C156 S20
ヘドロウェーブ ワンダースチーム
大文字 10万ボルト
調整
陽気ドリュの地震確定耐え
臆病キッスのダイジェット確定耐え
メガネヘドウェでチョッキニンフ確2
CSキッス確1
化学変化ガスがかなり優秀な特性で、ダルマの五里霧中を消したり、オーロンゲの悪戯心を無視して上から倒せたりと奇襲性能が高くかなり強かったです。
リザードン@拘りスカーフ
臆病 CS252
火炎放射 ソーラービーム
エアスラッシュ 竜の波動
ほぼ見せポケ。アーマーガアを牽制するために採用。思ったより牽制できませんでした。
アイアントやスカーフダルマを上から殴れるようにスカーフにしてます。
・感想
1体で1体持って行きつつ有利対面を取っていくという戦法でしたが、ダイウォールを使えるのがガルドしかいないというのはかなり辛く、ターン管理が出来ないことによって負けた試合が結構多かったです。
ただ一戦の対戦時間はかなり短く抑えられるので、とにかく対戦数を積みたいという方にはオススメです。
@kikka_poke